理想と現実

理想と現実。
人の心は常にこの狭間で揺れ動き、理想を手に入れられないもどかしさ、想像を超える現実の厳しさの中で、もがき苦しみながら生きている。
「どうして自分はこんな苦しみだらけの世界に閉じ込められているのか」に気付いたとき、あなたは、一歩、神に近づいた存在となれる。
痛みや苦しみを知らない人間には、本当の優しさは出せない。
自分で、自分の力で克服したことがない人間には、新たに効果があるアドバイスを生み出すことは出来ない。
闇夜をくぐり抜けた先に、希望の光は待っている。
最終的なゴール地点である神世界では、あなたの理想が現実であり、今のあなたの現実が悲しき幻想なのだ。
間違った理想を思い描いてしまう未熟な魂だから「思ったことがすぐに実現できない世界」に閉じ込められて「思考」の訓練をさせられている。
だから、正しき理想を頭の中に構築して定着させることが「天国行き」「神世界行き」の通行証となる。
神に従わぬ者に、明るい未来はない。
神に従った者のみに、神が明るい未来を与えてくれる。
宇宙内の全ての素材を知り尽くし、宇宙内の全ての知的生命体に対してアドバイスできる存在である神自身が、自分の能力を100%発揮できる神世界で腕をふるって作った料理や音楽や絵画がどんなものであるか、あなたには、想像できますか?
自分の体を自由に変更できない、簡単に記憶できない、永遠に生きられない世界にあなたは住んでいて、「来世では美しい顔で生まれてきて異性にモテたいな」「今度はお金持ちの家に生まれてきて贅沢三昧するんだ」という小さな願いを思い描いている。
「自分達が一番恵まれた世界で過ごしている」という思い違いがこういう発想につながるのだけど、地球上の人間以外の生き物たちだって似たようなことを思っていて、これは「自分達よりも恵まれた世界を知ってしまうと一生懸命に生きられなくなってしまう」という理由から神によって隠されているにすぎない。
各研究者によって数値がバラバラで安定していないけど、人間の可聴域は、だいたい20Hz~20000Hzくらいで、犬は15Hz~50000Hzくらいで、猫は50Hz~70000Hzくらいで、人間には聞こえない20ヘルツ以下もしくは20000ヘルツ以上は超音波と呼ばれていて、超音波である20000Hz~100000Hzくらいの周波数帯域を利用してコウモリは飛行している。
コウモリが使用している「エコーロケーション」と呼ばれているレーダーみたいなシステムは、喉の声帯を振動させて超音波を発して、対象物に当たってはね返ってくる反響音(エコー)を耳で聞いて、対象物までの距離、対象物の大きさや動きなどの情報を得ることで、暗闇でも障害物を避けたりエサを捕獲したり出来ていて、近くに仲間がいる時は混信しないようにお互いに超音波の周波数を調整して使い分ける、という、高度なテクニックだ。
これらは、もちろん、神が「人間の可聴周波数はこの周波数で、犬の可聴周波数はこの周波数で、猫の可聴周波数はこの周波数で、コウモリにはエコーロケーションを使用した生活をさせる」と決めただけの話で、人間、犬、猫、コウモリが自由に自分達で選択した訳ではなく、神が調整を行って人間世界と犬世界と猫世界とコウモリ世界の住み分けを見事に実現させている。
そして、もちろん、「エコーロケーションという技術を発明した」のも、神なのだ。
犬は動体視力が優れているから、昔に人間が使用していたブラウン管のテレビを見ても1枚1枚絵が表示されていくコマ送りにしか見えていないし、青色と黄色は認識できるけど赤色を認識できないから、人間みたいに多彩な色を識別できていない。
人間にとってはネギやタマネギやニンニクなどのネギ類は無毒で美味しく食べられる食材なのだけど、犬や猫にとっては有毒で邪魔な存在となる。
同じ世界で暮らしているようで、実は、微妙にズレているのだ。
人間世界の高度な文明は、犬や猫には理解できない。
自分達が住んでいる世界以上の世界は、思いつくことすらできない程レベルが高い領域に存在していて、見えているようで見えていない。
同じ部屋で過ごしていても犬や猫には人間が楽しんでいる世界が見えないように、今現在でも、あなたには見えない所で人間の世界以上の極楽世界は存在しているのだ。
そして、「どうしたら上の世界に行けるのか」は、過去の預言者たちによって、「神の言葉」として、人間世界に伝わっている。
誤った選択をした人間は、誤った魂へと成長していく。
悪は嫌うために存在しているのに、逆に、悪を好むようになってしまった人間は、実は、自分がとんでもない間違いをしていることに気付いていないだけで、「神が消去しない限り自分の過去は完全に記録されて残っている」「神が消滅させない限り自分の魂は今所有している体が死んだ後も生き続ける」ことが分かった時点で、後悔することになる。
存在するものに意味がないものはなく、意味が分からないならば、それは、あなたが「永遠」という視点で物事を見ていないからなのだ。
「される側」になって初めて分かることもある。
金目当てで結婚して「どうやって難癖付けて離婚して慰謝料を奪い取ってやろうか」と毎日考えている極悪妻、自分の妻を自分の醜い欲望のはけ口としか考えていなくて奴隷扱いして暴言や暴力で虐待する極悪夫、「どうやって老人をダマして金を奪い取ってやろうか」と相手の無知、好意、人を疑わない性格につけこんで金儲けをする極悪サギ師。
される側の気持ちを考えれば、これがいけないことなのはすぐに分かるはずなのに、欲で目がくらんでいる人間には、こんな簡単なことすら見えなくなってしまう。
若い頃、老人に対して「邪魔だから早く消えてくれ」と罵声を浴びせていた人間が、自分自身が老人となった時に「自分はなんてひどいことを言っていたんだろう」とシミジミ実感する。
前世では頭脳明晰でスポーツ万能の超健康体で生まれてきて、落ちこぼれている人間に対して「なんでこんな簡単なことが出来ないんだ」とバカにして見下していた人間が、現世では障害を持った病弱で凡才な体で生まれてきて「やりたくても出来ない人」の気持ちを痛感する。
他者の苦しみは、その立場になってみないと分からない。
そして、「苦しみがなければ反省できない」という未熟な魂だから、今の人間には「生」「老」「病」「死」の四苦、さらに「愛別離苦」「怨憎会苦」「求不得苦」「五蘊盛苦」を加えた八苦が与えられているのであって、この世とあの世をグルグルと回る「輪廻転生」のシステムが構築されているのだ。
若くて健康だった時には全く気付けなかったことが、老いて不健康となった時に身にしみて実感できることが沢山ある。


Author:神描人(かみえがきびと)

読んでいただいてありがとうございます^^
私自身、まだまだ未熟な人間であるため「自分も一緒に更生させちゃおう」という勢いで書いてます。
「こういう人間になれたらいいな」という理想形を描いているので、ご理解よろしくお願いしますm(__)m

著者のホームページ:http://www002.upp.so-net.ne.jp/kami/

2018年4月からブログ記事を書き始める前の、2009年5月からホームページに書き始めた記事が載っているので、もし、よろしかったら、読んでみてください。
たいした人間じゃないのにビッグマウスで書いてる理由とかも書いてあるので、口調が凄く気になって平常心で読めない人は、是非、一読してみてください(^^;)

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神から離れた世界には夢も希望もない

神が「原子を発明した」のであって、人間が発明した発明品は全て「神が発明した原子を使用して発明した発明品」であり、神が原子の供給を停止すれば全てが消え去る「儚き発明品」なのだ。
神から離れた世界へと行けば、あなたが今まで築き上げてきたもの全てを失うことになる。
なぜなら、あなたは「原子を作る技術」を持っていないからだ。
例えるなら、人間は、チョコレートを買ってきて、溶かして固めて手作りチョコレートを作っているだけで、本来、チョコレート(原子)を作るためにはカカオ豆が必要で、カカオ豆からチョコレートにする作業を全て神がやってくれている、ということになる。
人間が自分達の力だけで築き上げたものは、この世に、何1つとしてない。
神のサポートなしでは、あなたは、何も出来ない存在なのだ。
神から離れた世界には、夢も希望もない。
神に従った者のみに、夢と希望は与えられる。
神があなたを「天国へと連れていく」と決めたなら、必ず、神が天国へと連れて行ってくれる。
神があなたを「神世界へと連れていく」と決めたなら、必ず、神が神世界へと連れて行ってくれる。


Author:神描人(かみえがきびと)

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新約聖書の『山上の垂訓』

【 マタイによる福音書 第5章 】


イエスは群集を見て、山に登り、おすわりになると、弟子たちが近くに寄って来た。

そこで、イエスは口を開き、彼らに教えられた。

心の貧しい人々は幸いである。
天国は彼らのものである。

悲しむ人々は幸いである。
彼らはなぐさめられる。

柔和な人々は幸いである。
彼らは地を受け継ぐ。

義に飢えかわいている人々は幸いである。
彼らは満たされる。

あわれみ深い人々は幸いである。
彼らはあわれみを受ける。

心の清い人々は幸いである。
彼らは神を見る。

平和をつくり出す人々は幸いである。
彼らは神の子と呼ばれる。

義のために迫害される人々は幸いである。
天国は彼らのものである。

わたしのためにののしられたり、迫害されたり、身に覚えのないことで悪口雑言を浴びせられるとき、あなたがたは幸いである。

喜びなさい。

大いに喜びなさい。

天においてあなたがたの受ける報いは大きい。

あなたがたより前の預言者たちも、同じように迫害されたのである。



あなたがたは地の塩である。

もし塩に塩気がなくなれば、その塩は何によって塩味がつけられよう。

もはや、何の役にも立たず、外に向かって投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである。

あなたがたは世の光である。

山の上にある町は、隠れることができない。

また、ともし火をともして升の下に置く者はいない。

燭台の上に置く。

そうすれば、家の中のもの全てを照らすのである。

そのように、あなたがたの光を人々の前で輝やかせ、そして、人々があなたがたの良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい。

わたしが来たのは律法や預言者を廃するためだ、と思ってはならない。

廃するためではなく、成就するために来たのである。

はっきり言っておく。

天地が消えうせるまで、律法の一点一画もすたることはなく、全てが成就する。

だから、これらの最も小さい戒めを一つでも破り、そうするようにと人々に教える者は、天国で最も小さい者と呼ばれる。

しかし、それを行い、そうするようにと教える者は、天国で大いなる者と呼ばれる。

はっきり言っておく。

あなたがたの義が律法学者やファリサイ派の人の義にまさっていなければ、あなたがたは決して天国に入ることができない。



昔の人々に「殺すな。人を殺した者は裁きを受けなければならない」と言われたのを、あなたがたは聞いている。

しかし、わたしは言っておく。

兄弟に対して怒る者は、だれでも裁判を受けなければならない。

兄弟に向かって「能なし」と言う者は、議会に引きわたされるであろう。

また、「ばか者」と言う者は、地獄の火に投げ込まれるであろう。

だから、祭壇に供え物をささげようとしている時、もし兄弟に恨まれていることをそこで思い出したなら、その供え物を祭壇の前に残しておき、まず行って兄弟と仲直りをし、それから帰ってきて、供え物をささげなさい。

あなたを訴える者と一緒に道を行く場合、その途中で早く仲直りしなさい。

そうしないと、その人はあなたを裁判官に引き渡し、裁判官は下役に引き渡し、そして、あなたは牢に投げ込まれるに違いない。

はっきり言っておく。

あなたは最後の1コドラントを支払うまでは、そこから出ることはできない。



「姦淫するな」とあなたがたは聞いている。

しかしわたしは言っておく。

だれでも、情欲をいだいて女を見る者は、心の中ですでに姦淫をしたのである。

もし、右の目があなたをつまずかせるなら、えぐり出して捨ててしまいなさい。

体の一部がなくなっても、全身が地獄に投げ込まれるよりはましである。

もし、右の手があなたをつまずかせるなら、切り取って捨ててしまいなさい。

体の一部がなくなっても、全身が地獄に落ちない方がましである。

また「妻を出す者は離縁状を渡せ」と言われている。

しかし、わたしは言っておく。

だれでも、不品行以外の理由で自分の妻を出す者は、姦淫を行わせるのである。

また出された女をめとる者も、姦淫を行うのである。



また昔の人々に「いつわり誓うな、誓ったことは、すべて主に対して果たせ」と言われていたことは、あなたがたの聞いているところである。

しかしわたしは言っておく。

いっさい誓ってはならない。

天をさして誓うな。

そこは神の御座である。

また地をさして誓うな。

そこは神の足台である。

またエルサレムをさして誓うな。

それは「大王の都」である。

また自分の頭をさして誓うな。

あなたは一本の髪の毛すら、白くも黒くもできないからである。

だから、あなたがたは「はい」は「はい」、「いいえ」は「いいえ」とだけ言いなさい。

それ以上に出ることは、悪から来るのである。



あなたがたも聞いているとおり「目には目を、歯には歯を」と言われている。

しかしわたしは言っておく。

悪い者に手向かってはならない。

もし、誰かがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。

あなたを訴えて下着を取ろうとする者には、上着をも与えなさい。

あなたをしいて1マイル行かせようとするなら、その人と共に2マイル行きなさい。

求めようとする者に与え、借りようとする者を断ってはならない。

あなたがたも聞いているとおり「隣人を愛し、敵を憎め」と言われている。

しかしわたしは言っておく。

敵を愛し、迫害する者のために祈れ。

天におられるあなたがたの父の子となるためである。

天の父は、悪い者の上にも良い者の上にも、太陽をのぼらせ、正しい者にも正しくない者にも、雨を降らしてくださるからである。

自分を愛してくれる者を愛したところで、なんの報いがあろうか。

そのようなことは取税人でもするではないか。

兄弟だけにあいさつしたからところで、どんな優れたことをしたことになろうか。

そのようなことは異邦人でもしているではないか。

だから、あなたがたの天の父が完全であられるように、あなたがたも完全な者となりなさい。


【 マタイによる福音書 第6章 】


自分の義を見てもらおうとして、人前で行わないように注意しなさい。

さもないと、天におられるあなたがたの父から報いを受けられないであろう。

だから、施しをする時には、偽善者たちが人からほめられようと会堂や町の中でするように、自分の前でラッパを吹きならしてはならない。

はっきり言っておく。

彼らはその報いを受けてしまっている。

あなたが施しをする場合、右の手のしていることを左の手に知らせてはならない。

あなたのする施しが隠れている。

すると、隠れたことを見ておられるあなたがたの父は、報いてくださるであろう。

祈るときにも、偽善者たちのようであってはならない。

彼らは人に見てもらおうと、会堂や大通りの角に立って祈りたがる。

はっきり言っておく。

彼らはすでに報いを受けてしまっている。

だから、あなたが祈るときは、自分の部屋に入って戸を閉め、隠れたところにおられるあなたがたの父に祈りなさい。

そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたがたの父は、報いてくださるであろう。

また、祈るとき、異邦人のように、くどくど祈ってはならない。

異邦人は、言葉数が多ければ、聞き入れられると思っている。

彼らのまねをしてはならない。

あなたがたの父なる神は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ。

だから、こう祈りなさい。

「天におられるわたしたちの父よ、
御名があがめられますように、
御国が来ますように、
御心が天におけるように地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。
わたしたちの負い目をお許しください。
わたしたちも自分に負い目のある人を許しましたように。
わたしたちを試みに会わせず、悪からお救いください」

もし、人の過ちを許すなら、あなたがたの天の父も、あなたがたを許してくださるであろう。

しかし、人を許さないなら、あなたがたの父も、あなたがたの過ちを許してくださらないであろう。

また、断食をする時には、偽善者がするように、陰気な顔つきをしてはならない。

偽善者は、断食しているのを人に見てもらおうと、顔を見苦しくする。

はっきり言っておく。

彼らはすでに報いを受けてしまっている。

あなたは、断食するとき、頭に油をつけ、顔を洗いなさい。

断食していることが人に気づかれず、隠れたところにおられるあなたの父に見ていただくためである。

そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が、報いてくださるだろう。



あなたがたは、自分のために地上に宝をたくわえてはならない。

そこでは虫が食ったり、さび付いたりするし、また、盗人が押し入って盗み出したりする。

宝は天にたくわえなさい。

そこでは虫が食うことも、さび付くこともなく、また、盗人が押し入って盗み出すこともない。

あなたの宝のあるところに、あなたの心もあるのだ。

目は体のともし火である。

目が澄んでいれば全身が明るい。

にごっていれば全身が暗い。

だから、あなたの内なる光が暗ければ、その暗さはどれほどであろう。



だれも2人の主人に仕えることはできない。

一方を憎んで他方を愛するか、一方に親しんで他方を軽んじるか、どちらかである。

あなたがたは、神と富とに仕えることはできない。

だから、言っておく。

自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。

命は食べ物より大切であり、体は着物よりも大切ではないか。

空の鳥を見なさい。

種まきもせず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。

それなのに、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。

あなたがたは、鳥よりも優れたものではないか。

あなたがたのうち、だれが思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができようか。

なぜ、着物のことで思い悩むのか。

野の花がどうして育つのか、考えてみなさい。

働きもせず、つむぎもしない。

しかし、言っておく。

栄華を極めたソロモンでさえ、この花一つほどにも着飾ってはいなかった。

今日は生えていて、明日は炉に投げ入れられる野の草でさえ、神はこのように装ってくださるのだから、あなたがたには、それ以上に良くしてくださるはずだ。

信仰の薄い者たちよ。

だから、何を食べようか、何を飲もうか、あるいは何を着ようか、と言って思い悩むな。

これらはみな、異邦人が切に求めているものである。

あなたがたの天の父は、これらのものがみな、あなたがたに必要なことをご存知である。

何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。

そうすれば、これらのものはみな添え与えられるであろう。

だから、明日のことまで思い悩むな。

明日のことは、明日自らが思い悩む。

その日の苦労は、その日だけで十分である。


【 マタイによる福音書 第7章 】


人を裁くな。

自分が裁かれないためである。

あなたがたが裁くその裁きで、自分も裁かれ、あなたがたの量るそのはかりで、自分にも量りを与えられるであろう。

あなたは兄弟の目にあるおがくずは見えるのに、なぜ自分の目の中の丸太に気づかないのか。

兄弟に向かって「あなたの目のおがくずを取らせてください」と、どうして言えようか。

自分の目に丸太があるではないか。

偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。

そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目からおがくずを取り除くことができる。

聖なるものを犬に与えてはならず、また真珠を豚に投げてはならない。

それを足で踏みにじり、向き直ってあなたがたにかみついてくるだろう。



求めなさい。
そうすれば、与えられる。

探しなさい。
そうすれば見つかる。

門をたたきなさい。
そうすれば、開かれる。

だれでも、求める者は受け、探す者は見つかり、門をたたく者は開かれる。

あなたがたのだれが、パンをほしがる自分の子供に、石を与えるだろうか。

魚をほしがるのに、蛇を与えるだろうか。

このように、あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知っている。

まして、天におられるあなたがたの父は、求める者に良い物をくださるに違いない。

だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。

これこそ律法であり預言者である。



狭い門から入りなさい。

滅びに通じる門は大きく、その道は広くて、そこから入る者が多い。

しかし、命に通じる門はなんと小さく、その道はせまいことか。

それを見いだす者は少ない。



にせ預言者を警戒しなさい。

彼らは羊の衣を着てあなたがたの所に来るが、その内側は貪欲な狼である。

あなたがたは、実によって彼らを見分けることができる。

いばらからぶどうが、あざみからいちじくが採れるだろうか。

すべて良い木は良い実を結び、悪い木は悪い実を結ぶ。

良い木が悪い実をならせることはなく、また、悪い木が良い実をならせることもできない。

良い実を結ばない木は、みな切り倒されて、火の中に投げ込まれる。

このように、あなたがたはその実によって彼らを見分ける。



わたしに向かって「主よ、主よ」という者が、みな天国に入るのではなく、天におられるわたしの父の御心を行う者だけが入るのである。

その日には、大勢の者がわたしに向かって「主よ、主よ、わたしたちはあなたの名によって預言し、あなたの名によって悪霊を追い出し、あなたの名によって奇跡をたくさん行ったではありませんか」と言うであろう。

そのとき、わたしは彼らにはっきり、こう言おう、「わたしはあなたがたを全然知らない。不法を働く者ども、わたしから離れ去れ」。



だから、わたしのこれらの言葉を聞いて、それを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができる。

雨が降り、洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけても、倒れなかった。

岩を土台としていたからである。

わたしのこれらの言葉を聞いても行わない者はみな、砂の上に家を建てたおろかな人に比べることができる。

雨が降り、洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると、倒れて、その倒れ方がひどかった。



イエスがこれらの言葉を語り終えられると、群衆はその教えに非常に驚いた。

律法学者のようにではなく、権威ある者のように、教えられたからである。

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神がいなければ人間は何も出来ない

人類が今まで生きてきた中で、「神の存在が隠されていた時代」はあっても「神が存在していなかった時代」はない。
なぜなら、神が存在していなければ、あなたは、「神から与えられた目」で映像を見ることが出来ていないし、「神から与えられた耳」で音声を聞くことが出来ていないし、「神から与えられた口」でしゃべることが出来ていないからだ。
それらが出来ているのなら、「神は存在している」ということになる。
神がいなければ、人間は、今、ある、風景を見れないし、今、ある、果実を食べれないし、今、ある、言葉をしゃべれない。
美しい大自然や美味しい果物は、あって当たり前のものではなく、神がデザインして用意してくれたからこそ存在しているのであって、神がいなくなれば、それら全てが消え去ることとなる。
光を発明したのは神であり、水を発明したのも神であり、火を発明したのも神であり、風を発明したのも神であり、土を発明したのも神であり、その恩恵は、はかりしれないのだ。
神が生み出して維持してくれているから、それらは存在しているのであって、神から離れた世界には、光と水と火と風と土は存在していない。
今のあなたの技術力では、今、あなたの目前に広がっている素晴らしい世界を作り上げることは、絶対に出来ない。
神の技術力ありきで、やっと、成立している世界なのだ。
もちろん、人間の体も「神が発明した体」だ。
人間の体は「神から与えられた体」だから、人間は、「教科書を読んで自分の体の構造を学んでいる」という、おかしな生き物となっている。
複雑な構造である人間の体は、「エサを食べていただけ」で簡単に入手できる代物ではない。
「目の水晶体」がカメラのレンズみたいに厚さを調整することでピントを合わせてくれているし、「耳の鼓膜」が振動して音を受け取って「耳小骨」がその音を増幅させてくれているし、「三半規管」がバランス良く立つための平衡感覚を司って手助けしてくれている。
これらの高度な技術は、人間が一生懸命に勉強して、やっと、理解できる技術であり、低能だった原始時代の人類や、今いる人間以外の地球上の動物には、どうあがいても思いつけない技術なのであって、ただ「エサを食べて寝ることを繰り返していただけ」で手に入れられるほど簡単な技術ではない。
神が、永き年月をかけて作り上げた至高の作品であるからこそ、人間の体は、高性能な体と成り得ているのだ。


Author:神描人(かみえがきびと)

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人類の進歩と苦しみは表裏一体

人間が「何をやり始めるのか」は、神によって完璧に未来予測されていて、今の人間がやっていることの全てが、神の想定内なのだ。
人類の進歩と苦しみは、表裏一体。
胃が痛くなれば、それを解消しようと様々な胃薬が開発されて、ストレスが1つの原因だと分かると「遊びやユーモアやプラス思考で気分転換をしよう」という方向に進み、目が疲れたら目薬をさして「目に優しい色である緑をもっと見よう」という気持ちになって森林浴でくつろいで、便通が悪くなれば大腸の健康のために善玉菌であるビフィズス菌入りのヨーグルトを食べ始めて「気持ち良く排便するために食物繊維を多く含む野菜を食べて規則正しい生活と適度な運動を続けよう」という気持ちになり、骨折した時にはギプスを付けて固定して骨がくっつくのを待ち「今後は骨折予防のためにカルシウムを多く摂取して筋力トレーニングをして体を強化しよう」という気持ちになり、そうやって、人間は、どんどん「体」と「心」の仕組みについて賢くなっていく。
カルシウムが骨の発育に欠かせない存在で、プロテインが筋肉増強に効果的、だとか、口から摂取した食べ物は胃腸で消化されていて、呼吸することによって肺から空気中の酸素を体内に取り入れて老廃物である二酸化炭素を排出していて、肝臓がアルコールを分解していて、心臓が血管を通して血液を体中に循環させて栄養を全身に運んでいる、だとか、こんなことを知っているのは、地球上の生き物の中では人間だけなのだ。
ビタミンが多く含まれる果物を食べると美肌に良い、とか、体から発せられるフェロモンが異性を魅惑している、とか、脳の若さを保つためには積極的に新しいことにチャレンジして刺激を与え続けることが大切、とか、勉強や運動をしている時にストレスに反応して分泌されるホルモンであるアドレナリンが集中力や運動能力を高めてくれる、とか、血液中に含まれる赤血球が酸素を運搬していて白血球が体内に侵入した異物を撃退していて出血すると血小板が傷口をふさいで出血を止める、とか、体内の血液の3分の1を急激に失うと致死量になる、とか。
病気やケガや不快感を経験すると「どうしたら治すことができるのだろう」と考え始め、「長生きしたい」「健康のままでいたい」「若さをずっと保ちたい」という切実な思いが勉強意欲を引き出す特効薬になっていて、これは、生きるのに必死になっていたら「いつのまにか体と心の知識に詳しくなっていた」という神の妙計なのだ。
「教育している」と気付かれることなく教育して、さりげなく成長へと導いてくれているのが「神の教育」であり、この世は、生きているだけで色々なことが学べるように仕組まれている。
美しい大自然を見ているだけで「絵のセンス」が磨けるし、美味しい果実を食べているだけで「味のセンス」が磨けるし、これら全てが、「無償の愛」で行い続けてくれている「神の教育」なのだ。


Author:神描人(かみえがきびと)

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神世界の魔法はケタ違い

この世に顕現している魔法は、神世界の技術力の一端が使用されているにすぎない。
ホタルに光魔法を使わせて、電気ウナギに電気魔法を使わせて、クモに糸魔法を使わせているのは神であり、神世界には、もっともっと凄い魔法が無数に存在していて、この世に存在している全ての魔法が神世界に存在する魔法の縮小版で、フルスペックの魔法は、神世界にある。
今、人間社会で使用されている技術は、神社会で使用されている技術の足元にも及ばない。
そもそもからして、人間が、目で「映像化の術」、口で「音声化の術」を使えているのは、全て、神のおかげなのだ。
神がサポートしなければ、人間は、見ること、聞くこと、しゃべることすら出来ない存在なのだ。
人間の目は「神が与えた目」であり、人間の耳は「神が与えた耳」であり、人間の口は「神が与えた口」であり、神世界には、もっともっと凄い「目」と「耳」と「口」が存在している。
人間が到底及ばない至高の技術力が発揮されて、ありとあらゆる魔法が現実化されて軽々と使用できている夢みたいな世界が、神々が住まう神世界なのだ。


Author:神描人(かみえがきびと)

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2018年4月からブログ記事を書き始める前の、2009年5月からホームページに書き始めた記事が載っているので、もし、よろしかったら、読んでみてください。
たいした人間じゃないのにビッグマウスで書いてる理由とかも書いてあるので、口調が凄く気になって平常心で読めない人は、是非、一読してみてください(^^;)

theme : スピリチュアル
genre : 心と身体

tag : スピリチュアル 精神世界 神様 天使 地球 宇宙 宇宙の法則 アセンション

魔法の正体は「神世界の技術力」

電気ウナギは「サンダーボルト」という魔法が使えていて、ホタルは「光魔法」が使えていて、クモは「糸魔法」が使えていて、まるで、マンガの世界みたいに魔法が使えている。
これらの魔法の正体は、「神世界の技術力」だ。
電気ウナギが電気を作り出すために何をしていたのかというと「エサを食べていただけ」で、ホタルが光を作り出すために何をしていたのかというと「エサを食べていただけ」で、クモが糸を作り出すために何をしていたのかというと「エサを食べていただけ」だ。
電気ウナギは、電気を生み出す仕組みすら理解できていなくて、その仕組みを理解できているのは神であり、そして、電気を発明したのも神なのだ。
電気ウナギの願望が実現して「魔法が使えるようになった」のではなく、神の願望が実現して「魔法を使わせている」、ということになる。
「エサさえ食べていれば何でも作り出すことができる」なんて都合の良い話は有り得なくて、神が、考えに考えて作り出したのが、「電気ウナギの電気」であり、「ホタルの光」であり、「クモの糸」なのだ。
クモの糸は、お尻を接着面に押し付けて糸を出したら瞬時にくっつけることが出来る抜群の粘着性となっていて、自分の体をブラ下げるのに最適で絶妙な強度となっている。
試行錯誤して「糸の粘着力」を作り出したのは神であり、何度も実験を重ねて「糸の強度」を作り出したのも、神なのだ。
クモは、糸の研究作業に全く参加していなくて、今も昔も変わらず、ずっと、ただ、「エサを食べていただけ」で、今だに、自分が出してる糸なのに、その構造を、全く理解できていない。
自分の頭で理解すら出来ていない糸が現実化するなんて有り得ない話で、神が頭で考えて生み出したから、この世に「クモの糸」が存在しているのだ。
カメレオンが体の色を周りの色に合わせて変化させる忍法「隠れ身の術」が使えて、アメーバが自分の体を2つに分裂させる「分身の術」が使えて、チョウチョがサナギで「変化の術」が使えているのも同じことで、人間も例外ではなく、目で「映像化の術」が使えて、口で「音声化の術」が使えて、舌で「味覚化の術」が使えているそれらの「術」の全てが「神の技術力」、ということになる。


Author:神描人(かみえがきびと)

読んでいただいてありがとうございます^^
私自身、まだまだ未熟な人間であるため「自分も一緒に更生させちゃおう」という勢いで書いてます。
「こういう人間になれたらいいな」という理想形を描いているので、ご理解よろしくお願いしますm(__)m

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わざと不便に作られた体

カンガルーのお腹には子供を入れるための「ポケット」が付いていて、蚊の口先には毛細血管を探り当てて採血することができる超高性能な「注射器」が付いている。
夜行性であるフクロウの目は「暗視スコープ」みたいに暗闇でも見ることが可能で、夜中に目が光るのは目の奥にあるタペタム(輝板)という集光装置がわずかな光りを反射して増幅して明るくしているからで、同じく夜行性である猫とネズミの目にもタペタムが付いているから、薄暗い屋根裏でも平気でドタバタと追いかけっこをしている。
目が退化してほとんど見えないモグラは主に土の中で生活していて、クモは体内から粘着性のある糸を出して網を張り巡らして獲物を捕らえることによって羽がなくても空中で生活できていて、ほ乳類であり空気呼吸が必要なマッコウクジラは、全身の筋肉に酸素を蓄えてから水深1kmにも達する深海へと潜っていって、最長で1時間ぐらい潜り続けて大量のエサを食べてから水面へと戻ってくる。
動物に踏まれてグシャグシャになったチョウチョの幼虫は死んでしまうのに、自分で自分の体をグシャグシャにしたサナギ状態の時には生きているし、クマは冬眠して何ヶ月も飲まず食わずで過ごしても生きているし、トカゲのしっぽは切れたら再生してはえてくる。
もう、こんなことができるのなら、何だってできるのだ。
「生」と「死」というのは、神が「この条件なら死ななくて、この条件となったら死ぬ」と決めているだけで、どのようにでも変更可能なことなのであって、熱帯魚であるグッピーが赤道付近の水温25度くらいの川や湖を好んで住みついて極寒の海では生きられないことや、ペンギンが氷点下60度以上にも達することがある南極の氷の上でも生きていられることに、深い意味はないのだ。
草食動物が草を食べて、肉食動物が肉を食べるのも、同じこと。
人間だって、例外ではない。
毎日毎日「暗闇では動きづらくて不便だな」と思い続けて、学校の授業で黒板の文字が見えづらくなって「視力が良かった頃の方が過ごしやすかった」と思い続けて、気球に乗って地上を見渡して「タカみたいに上空1kmから地上にいる獲物を捕らえられる目だったら良かったのに」と思い続けて、老いて歯が抜け落ちては「乳歯から永久歯に生え変わった要領でトカゲのしっぽみたいに消失を感知したら何度でも再生できる歯だったら良かったのに」と思い続けて、はかない希望を、ずっと、心の中に抱きながら生きている。
もし、ダーウィンが進化論で主張したように「環境に適応するために体は進化してきた」ということならば、こんな問題はとっくにクリアされているはずなのに、今だにそうなっていないのは、「頭を使って創意工夫して道具を開発すること」を神が人間に求めているからなのだ。

不便な体だったからこそ、それを解消しようとして、様々な発明品は生まれた。

暗闇でも生活できるように「蛍光灯」で部屋を明るく照らし、視力が落ちたら「メガネ」をかけて、遠くを見たい時には「望遠鏡」を使用して、歯がなくなれば「入れ歯」で代用する。
人間の体は、自然淘汰によって「環境に適応できる形へと進化してきた」というよりも、神によって「魂を教育するのに最適な形へと作り変えられてきた」という表現の方が正しい。
直射日光から頭皮を守るための帽子、太陽光線から目を守るためのサングラス、足裏を防護するための靴、防寒のための服やズボン、雨風を防ぐための家、これらを生み出すきっかけを与えるために、人間の体は「わざと不便に作られている」のだ。
苦しみを解消しようとする時に、絶大なパワーが生まれる。
このパワーを利用しつつ、尚、あなたの魂に気付きを与えるために不快なものは体に追加されているのであって、目くそ、鼻くそ、シワ、シミ、おしっこ、おなら、ウンコ、こんなものは、本来、生きるために、全く必要ないものなのだ。
あなたの魂が立派に成長して、神世界へと旅立ったなら、これらは消えてなくなるものなのだ。


Author:神描人(かみえがきびと)

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人間作品は神作品の模倣

神の作品を参考にして、人間は独自の作品を完成させていく。
人間が神の子だからなのか、神が「人間の脳」をそのように設定したからなのか分からないけど、何故か、人間は、神が描いたテンプレートに沿ったものしか「美しい」と感じ取れない。
人間が、自由に発想して作り出したはずの「空想上の生き物」において、幻獣であるペガサスは馬の体に鳥の羽を付けただけだし、ミノタウロスは人間の頭を牛に変えただけの牛頭人身の怪物で、クラーケンはイカを巨大化させただけの海の怪物で、全然、自由に発想できていないのだ。
マンガやアニメの世界なら、いくらでも自由に新たなキャラクターを作り放題なはずなのに、必ずと言っていいほど、出来上がったキャラクターは「神がデザインした地球上のいずれかの生き物に似た」生き物となっている。
自由に発想しているように見えて、実は、人間は、「発想」や「好み」ですらも神によって誘導されているのだ。
もちろん、これは、人間だけじゃなく、他の動物にも同じことが言えて、動物の種類ごとに「何を好むのか」を定めたのも神、ということになる。
クジャクのオスは、広げた羽にある目玉模様が多いほどメスにモテる。
ツバメのオスは、尾羽が長いほどメスにモテる。
同じく、人間のオスは、イケメンであるほどメスにモテる。
人間から見たら、ツバメの尾羽が長くても短くても大差ないように思うけどツバメにとっては大違いで、ツバメから見たら、人間の顔がイケメンであってもイケメンじゃなくても大差ないように思うけど人間にとっては大違いで、いずれにせよ、神から見たら、そんなに、たいして、変わらない。
「ドングリの背比べ」なのだ。
人間のメスが、クジャクの美しい羽を見て「美しい」とは思うけど欲情しないように、神も、人間の美しい顔を見て「美しい」とは思うけど欲情はしない。
そう、「欲情する対象」ですらも神が定めた「設定」なのであって、人間のオスは、設定通りにオッパイを見て興奮しているのだ。
そもそも、神世界では、男と女、オスとメス、という性別を強制されていないし、それがつまらない世界かというと、そうでもない。
男女の快楽以上の快楽が無数に存在している世界なのだから、人間世界みたいに「快楽を簡単に得られない」という苦行の世界ではないのだから、快楽不足で悩んではおらず、むしろ快楽が有りすぎて困っているくらいで、快楽で溢れている神世界に住む神が、人間世界を見てうらやましがることは、一切ない。
それぐらい、人間世界と神世界では隔たりがあり、神世界の方が、比べようがないくらい勝っている極楽世界なのだ。
「美」に関しても同じようなことが言えて、神世界の方が、人間世界よりもはるかに「美」で溢れている世界なのだけど、神世界に存在する「神レベルの美」は将来に学ぶべきことで、まず、その前に、足元を固める「初歩的な美」を人間世界で学んでおきなさい、ということなのでしょう。
神から与えられた素材で「何が完成するのか」を考えてみれば、何を学ぶべきなのかが分かってくる。
綿やポリエステルや不織布で作られた白くて長いコック帽をかぶり、客が来ると声帯を振動させて「へい、らっしゃい!」と威勢よく言い放ち、顔の筋肉を伸縮させて「よくぞ来てくれました」という感じの表情を作って出迎え、六角柱の木材の中心に黒鉛と粘土の混合燃焼物である芯を埋め込んだ鉛筆を使用して植物繊維から作られた紙に文字を書き入れることで注文をとり、鉄製品のフライパンにオリーブやゴマの実から摘出した植物性油をしいて野菜と肉をジュージュー焼き始め、調味料を加えて目と耳と鼻と舌と長年のカンで一番美味しい頃合を見極めたら、粘土をロクロで回して手で円形に整えてから窯で焼いて作った皿に盛って1品出来上がる。
休日には、南国の美しいサンゴ礁を見るためにスキューバダイビング、波に乗ってサーフィン、夕食には仲間と砂浜でバーベキューを楽しんで、夜にはキャンプファイアーでワイワイガヤガヤと盛り上がる。
何気ない休日だけど、よ~く考えてみると、随所に、感謝すべきポイントが沢山存在しているのだ。
さりげなく砂浜に落ちているキレイな貝殻、まさに南国という感じのヤシの木、海へと沈んでいく美しい夕日、キャンプファイアーの燃え上がる炎、そこには人々の心を魅了して離さない圧倒的なデザインセンスが凝縮されていて、画家は、神の作品を見て参考にして独自の作品を完成させていくのだ。
発明品も同じ。
人間が「飛行機」を発明する前に「トンボ」という作品が存在するし、周波数でキャッチする「ラジオ」を発明する前に「耳」という周波数で聞き分ける可聴装置がすでに存在しているし、ラジオ局によって周波数を変えて選局できるようにしたテクニックも「人間と猫では聞きとれる可聴周波数が異なる」という形で選別されていた。
「テレビ」以前に「目」という映像装置が存在するし、「電線」は「神経」の模倣、「コンピューター」は「脳」の模倣で、神が作った作品の方が、よっぽど高性能なのだ。
猫の耳は人間が聞き取れない周波数の音声をキャッチできて数十メートル離れている小さな音さえも聞き分けて音源の位置と距離を正確に把握できるから、ネズミが発する高音域の声やガサゴソと動き回る物音を瞬時に察知して素早く捕獲することができるのであって、犬の鼻は人間の臭覚の100万倍~1億倍もの精度でにおいをかぎ分けるから、警察犬として犯人が残した遺留品のにおいを追跡できたり麻薬捜査や災害救助の時にも活躍できているのであって、コウモリはノドから発した超音波のはね返りを感知して障害物までの距離をはかれるから暗闇でも飛行できて、これは魚群探知機などのソナーやレーダーを人間が将来使用することも示唆しているし、さらには「エサを探しに来たコウモリが出した超音波を感知して逃げる」という昆虫さえも存在していて、まさに、この世は、神の設定次第でいくらでも作り変えられる遊び心が満載の世界なのだ。
大空高く舞い上がるタカの目は上空1kmから地上にいる獲物を捕らえ、大草原を地上動物最速で駆け抜けるチーターの足は獲物を見つけ始動してからわずか数秒で最大時速100km以上に達する。
敵に対してタコはスミを吐いて目くらましをしながら逃げていき、電気ウナギは自らの体内で作り出した電気を放電して撃退する。
テッポウ魚は水面上の葉っぱに虫がいるのを発見すると口に含んだ水を噴射して「水鉄砲」みたいに虫を狙い撃ちして水中へと落として食べ、ムササビは前足と後足の間にある皮膜を広げて「グライダー」や「パラシュート」みたいに木から木へと飛び移り、食虫植物なんかは、植物なのに、葉っぱから出ている毛に虫が触れると約1秒で葉っぱを折りたたんで閉じ込めたり、葉っぱから出した粘液で虫を動けなくしたり、葉っぱを袋状にして底に水をためておいて虫が落ちてきたらおぼれさせたりして、人間が考案した「ネズミ捕り」や「ゴキブリホイホイ」や「落とし穴」の手法を葉っぱで実現して見事に虫を捕獲しちゃったりする。
暗闇に生きる深海魚のチョウチンアンコウは、背ビレが変化して頭から伸びた突起物の先端にある擬似餌を発光させることで獲物をおびき寄せて食べ、これは、人間がルアーでブラックバス釣りをしている姿や、イカ釣り漁船が夜にライトを照らして魚やイカを集めて操業する漁法そのもので、さらには、ホタルの美しい光は人間の心までも引き寄せちゃったりする。
この世は「人間がやっと使えるようになった高度なテクニックを人間よりも知能が低いはずの生き物たちが軽々と使用できている」という不思議な世界。
明らかに、重力、浮力、張力、圧力、抗力、飛行技術、潜水技術、発光技術、発電技術、動物の習性、人間の消化器官、味覚、嗅覚、触覚、視覚、聴覚や行動パターンなどの様々な法則を熟知した存在によって作られた世界なのだ。


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神の裁きは完全無欠

高画質なテレビゲーム画面において、何百万画素という膨大な数の小さな点「ピクセル」の全てをコンピューターが一括管理して表示しているように、宇宙において、神の脳が、膨大な数の小さな点「原子」を一括管理していて、座標と時間を完璧に把握した上で1つ1つの原子を出現させている。
神の脳は、原子単位、細胞単位で処理を行っていて、あなたの体の何十兆個ある細胞の1つ1つに遺伝子が組み込まれ、その遺伝子情報を参照する形で神の脳が人体の全細胞を一括管理し続けているのだから、その内の1つの細胞が「何年何月何日の何時何分何秒にどこにいて何をしていたのか」も、はっきりと記録されて残っているのだ。
宇宙は「神の脳が処理できる範囲内で広がっている」のだから、宇宙に存在している全てを神は記憶することが出来ていて、人間の記憶も例外ではなく、あなたは「神の脳が有する記憶容量の1部分を借りた状態で記憶できている」ということになる。
神の脳が映像化、物質化して目で見える形になっている人間の脳は「記憶に関してこのような制限が加えられてますよ」という説明書みたいになっていて、死んで魂が肉体から離れた状態でも記憶できるのだから、神が目に見えない世界における記憶の仕組みを絵で分かりやすく解説してくれているのであって、むしろ、神以外の脳は、100%記憶できる所を何%かに抑える「制限装置」の役割を果たしている。
この世の全ては「神の脳を経由してから」実現しているのだから、あなたが見た映像、聞いた音声、その時にどんな感情が発生してどんな思考をしたのか、という記憶も、「神の脳」という巨大な記憶媒体に100%記憶されて残っているのだ。
神が消去しない限り、その記憶は永遠に残り続け、神があなたを裁くならば、その時は、人間がやるような不完全な捜査ではなく、完璧に裁かれることになる。
宇宙が丸ごと防犯カメラみたいになっているのだから、その映像を参照して「あなたのこの細胞はこの時この場所にいましたよ」という物質的な証拠を見せられて、「その時あなたはこんな思考をしてました」という記憶的な証拠ですらも提出されて、犯人はお手上げな状態となる。
神の支配下である宇宙において、神に対して隠し通せることは、笑ってしまうぐらい、何1つとしてないのだ。


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